今日はぼくの作業部屋(別名ハムスタジオ)にメンバー5人が集まって、音を出しながら、バンドについてあれこれ話し合ったりしました。現時点でもう、けっこうな曲数を録音し終えてはいるのですが……アルバムをさらに強いものにするために、いい曲って何だろう、ゴーイングって何だろう、そんな話を頭つきあわせて延々としたのです。いつものスタジオワークの中では気がつかないことがいっぱいあったなあ。
でも根っこの本質的なところでは、ぼくらはやっぱり変わっていなかった。演奏している自分たちの感情が、それから聴いているみんなの感情が、素っ裸に、あらわになってしまうような音楽をぼくらは求めている。もちろん技術も大切だけれど、そんなことが問題でなくなってしまうほど強くて心がかき乱される音楽をぼくらは求めて、作ろうとしているんです。
すべてを捨てて始まるのがロックなんだな、きっと。
そういう強い音楽を作ることができたら、どう思われたっていいや。バカだのアホだの、ちょんまげだのディランだのと言われても(ディランはもう言われてる、というか自分でも言ってるが)どうでもいい。最後にいい音楽が残ればそれでいいんだ。
そういえばちょんまげで思い出しましたが、今日、ようやっと髪を切ってきましたよ。首すじすっきりー、という感じになってます。妙にスースーするのが新鮮(こまめに切れヨー)。