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毎年恒例の冬ツアー、今年も始まりました。現在、宇都宮、高崎の2公演を終えたところですが、しかしこの疲れ方は一体何だろう……。たぶん曲順のせいだと思うんですけども、今回のツアーは特に、すごく疲れます。そして猛烈にお腹が空く。終演後、楽屋に戻ってきて他のメンバーが「いやー、今日はアレだったねえ」なんていう話を始めるよりも前に、僕は真っ先にお弁当食べ始めてますから。ライブ直後にものなんか食べられないという人もいますけれども。全然、僕は大丈夫。つめたいご飯も、ライブの後ではおいしいのです。
ところで最近よく思うのですが、使用済みのスティックってなんとか再利用できないものでしょうか。ツアーやレコーディングなどの大事な場面で「いつ折れるかわからないスティック」を使うのは嫌なので、僕はその都度買い替えるのですが、これがなんとなくもったいないような気がするんです。
写真のように、先端のチップが割れてしまったスティックでは、いくら強く叩いても明確なアタック音を得ることはできません。なので、ドラムスティックとしては完全に戦力外です。しかし、木材としてはまだ何か用をなすのではないのかと。
ひとりのドラマーが持っている古スティックだけでもけっこうな量がありますから、たとえば練習スタジオなんかで専用回収箱を作れば、全国規模でかなりの木材が回収できるはずです。最近は本棚もウッドチップで作られているし、何かの材料にはなるんじゃないのかなあ。ああもったいない。
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すいません。あんまり内容を端折るのも良くないみたいですね。中途半端に「自分の噂話を聞いた」というようなことを前回書きましたが、とくに秘すべき内容というわけではないんです。話の中身は、ドラムの人はいろんな意味でドラムっぽくないとか、まあ、そういうようなことでした。
ただ、それがどんな話であれ、自分の話がふと耳に入ってくる状況って落ち着かないものだと思いませんか?
「聞くはずではなかった話を、いま偶然聞いている」というその状況では、いいこと言われていたとしても、気持ちのもっていきどころがないんですよね。あるいはまた、河野の曲はちっとも良くないとか、あいつの言うことは偽善だとか、そういうことも実際どこかで言われているんだと思いますが、そんなことわざわざ聞きたくないと思うのが人情ではないですか。
街で声をかけられること自体は、全然苦手じゃないんですけどね。第一、そんなことを気にして生きるほど僕は有名ではございません。苦手なのはひとえに「社内の給湯室」的な状況なのです(例えが昼ドラっぽいですが)。
それはさておき、われわれゴーイングはここのところ、ツアーの準備に明け暮れております。曲順もほぼ決まってきていて、いい感じです。それから、このツアーのためにあるのではないかというくらい素晴らしい、素生の新曲もやります(このツアーのテーマソングみたいなものかもしれません)。いっぱい、期待していてください。
写真は、声に出して読みたい楽器小物「カポタスト」。
カワウソを連れてオカチマチに行ったキドサンの作る鍋が、最近食べたいです。
投稿情報: 03:24 | 個別ページ | コメント (5) | トラックバック (4)
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「風呂での本の読み方」について情報をくださった方々、どうもありがとうございました。面白かったです。特に「ふたを台にするケースが多い」というあたり、なんかいいなあ、と思いました。誰に教わったわけでもなく、そんな風に風呂で本を読んでいる人が世の中には(きっと)たくさんいるんですよね。ヘリから街を空撮するような感じでそういう世界をイメージしてみると、微笑ましいです。人はみなそれぞれ違うものだけれど、ある面では、まったく同じようなことを自然に、個々に発想してやっている。
なるほどなあ、と思うところしきりな風呂本事情ですが、僕はといえば別段実践してはおりません。なるほどなあと思うだけです。カラスはどこまでいってもカラスなんすから(林家三平風)。
そういえば、風呂とは関係のない話になりますが、ピアノのことをここで書いていませんでしたね。ひと月くらい前にデジタルピアノを買い替えました。念願の木製鍵盤! そしてこれが非常にいい。鍵盤って人それぞれに好みが分かれますけれども、僕はあの、よくシンセサイザーについているような軽い鍵盤じゃなくて、こういう「音の感触」がごーんと伝わってくる鍵盤が好きみたいです。しかしなにぶん重いので、プログラムを作ったりするのには不向きなのですが…。
そんなこんなで、ピアノに向かう日々です。いい曲、できてます。
写真はこの間見に行った真心ブラザーズのライブで買ったTシャツ。全曲リードをとった桜井さんは、すごくかっこよかった。
投稿情報: 03:33 | 個別ページ | コメント (6) | トラックバック (0)
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昔飼っていた十姉妹は、水浴びが好きでした。水の入った瀬戸物を、こちらとしては「飲み水のつもりで」鳥かごの中に入れておくのだけど、彼らにしてみれば、それは飲み水であると同時に「小さなプール」でもあったんですね。水の中にちょこんと入って、羽根をばたばたばたっとやる、そういう光景をしょっちゅう見ました。気持ち良さそうなんですよね、あれ。水しぶきもけっこう派手に飛び散ります。
それに対して「水浴びがそんなに好きではない鳥代表」を選ぶとしたら、やっぱりカラスになるんでしょうか。実際、水浴びが好きなカラスもいるんでしょうけれども(そういえば、念入りに水浴びをするカラスを公園で見たことがあるような気がする…)、まあ、カラスの行水という言葉があるくらいですから。
人間の場合でも、風呂が好きな人とそうでもない人がいるようです。「十姉妹型」「カラス型」とでもいいますか。僕は完全にカラス型で、いつもシャワーだけを使って簡単に済ませてしまいます。年に何度か湯船に入ることもありますが、そういうときはだいたい寒い日です。寒くなかったら、風呂のことなんか完全に忘れてます。
でも例外はあって、本当にごく稀に「疲れているかもしれない」という理由でお湯につかることがあります。この間、ちょうどそんな風に久しぶりの風呂に入りました。そのときふと思ったのですが、世の中には風呂で本を読む人がいますね。僕はやったことないんですが、あれって、どうやって本が濡れない工夫をしているんでしょうか。あるいはそもそも、濡れてもいいような雑誌を選んでいるんですか?
「やってみたらけっこう気分のいいものかもしれないな」とは思ったものの、そのあたりの風呂本事情がわからない。読みたくもない雑誌をわざわざ風呂で読む、というのもなんだか馬鹿馬鹿しいしなあ。
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