レコーディングは順調に進んでいます。今回は特別に順調です。なぜかというと、アレンジや音のイメージが、僕の頭の中ですでに完成しているからです。他のメンバーはただ、その通りに演奏すればいい。いつもこうだというわけではないですが(そして、これはバンドにとっての最良の方法ではないと思いますが)、しかし少なくとも僕にとっては、これは理想的な方法のひとつです。バンドを長く、仲良く続けるためではなく、自分の音楽を表現するために僕はこの方法を選んでいます。その結果的な反動として、他のメンバーの自己表現が生まれればいい、というか、生まれてほしいと思うのです。こういう考えを独善と捉える向きもあるかもしれませんが、僕たちはもうただの友達ではなく、音楽家の集団なのですから、これは至極当然のことだと僕は思います。音楽でつながらなければ、意味はない。
そして、ライブもやはり音楽でつながらなければ、と僕は思っています。初日のライブに関して、コメントや、フォーラムのメール送信フォームからたくさんの方に率直な感想をいただきました。それらすべてに価値があると僕は認めます。メッセージの中には、僕がここであのようなことを書くのはおかしい、というものもありましたが、しかし僕はバンドのリーダーです。「TUTTI」というアルバムを形にし、5人の音楽として出した責任があります。初日の失敗は、僕の失敗でもあるのです。その責任を果たしますと書いたわけですから、別におかしいことではないと思います。
演奏中断の経緯について情報をくださった方々には、感謝します。僕たちのライブに足を運んでくれるお客さんの中には、普段ライブというものに行かない、という方も多いので、僕としては「他のライブではよくあること」という風にやりすごしたくない、そういった気持ちがありました。そして、このことについて多くの方が発言し、考えることによって、状況は良い方に変わっていくと思って、あえて問題にしました。これは僕にできることのひとつだと思っています。
すべては"tutti"のために。
どうも、コメント残させてもらいます。
俺は何か、、この日の丈さんやそのコメントにした人たちを
忘れたくないなぁ。
こう、1歩踏みこんだやりとりをね。
現在熊本が終わって届いた丈さんの
オンラインメール見てもいい方に向いてるし。
納豆の話題も、ひつじフォーラムの記事[101]番を見ても
ああ、丈さんて、「福の人」だなぁって思えるの。
投稿情報: チャア | 2006年3 月26日 (日) 00:26
遅くなりましたが、宇都宮のライブに参加させて頂いたものの一人です。 今までたくさんのゴーイングのライブを観てきました。ゴーイングのライブを楽しみに毎日過ごしてしてきました。そして今回のライブ…残念でした。ゴーイングの暖かい雰囲気が私は大好きです。演奏のミスが問題ではなく、いつものゴーイングとは違う空気が感じられ、楽しめませんでした。 でもこうして丈さんが公の場で、きちんと今回のライブについて語ってくれて、本当に良かったと思っています。丈さん、メンバーの皆さんを信じます。
そしてファイナル楽しみに待っています。頑張ってください。
投稿情報: マー | 2006年3 月22日 (水) 22:39
私も、宇都宮ライブ、行きました。GOINGのライブは、これで5回目ですが、こんなに悲しいライブは初めてでした。観ているみんなが不安になったと思います。
書きたいことは他にもたくさんあったけど、厳しい意見はたくさんでているし、丈さんのコメントをみて少し目頭が熱くなります。これを機にこれからはいいライブ、期待しています。ただ、あの場で分かっていたかどうか不安だったのでここでお伝えします。
私が立っていた場所の近くで、車椅子と酸素ボンベを持参した方がライブに来ていました。当然ライブが始まってもメンバーのことは全く見えません。混み合った会場で、目線も気になったでしょう。低い位置から懸命に応援していました。
途中、自分の好きな曲だったのか、お友達が2人がかりで肩車をしてくれていました。私は身長が小さいので、ライブ会場ではほとんどみえないのですが、自分のことよりもその人を気づいてほしいって本気で思いました。今回のライブ会場は地下でした。その人も当然大変でしたが、支えていた友人も大変だったでしょう。素晴らしいと思いました。
そんなライブがあのような結果で残念でしたが、あの小さな会場で、そんなことがあったことを絶対に伝えておきたいとおもったのでうちました。
これからも応援しています。
投稿情報: natsu | 2006年3 月22日 (水) 00:11
宇都宮ライブ、参加しました。
tuttiが新しいGOINGの始まりだなと思っていたのでライブがとても楽しみでした。
新しいGOINGの始まりだなと思ったのは音楽家になろうとしているGOINGを感じたからであり丈さんがバンドを引受けたと思ったから。
(それまでどっかで丈さんはいなくなってしまうのではないかと不安に思ってたのです。)
引き受けたゆえにでてくる「独善と捉える向き」な気持ちについてはわかる反面、正論を言うあまり、GOING UNDER GROUNDというバンドの良さをなくさないで欲しいなとも思います。
音楽家として優れてる人がつくる音とバンドがつくる音というのは
似ているようでいてリスナーにとってはとっても異なるものだと思うからです。
もちろん、音楽家として優れているバンドであればできることもたくさんあると思います。GOINGにもそこに向かって欲しいです。
ただ宇都宮は音楽家であろうとしたGOINGがバンドを忘れてしまったのかなと。
逆に中断後、曲の頭からではなくいい感じの途中から始まったのはバンドであるからだと思うし、洋一さんをフォローするかのようにナカザのギターの音が大きくなったのもバンドだからだと思うのです。
まだツアーは始まったばかりです。
宇都宮だけしか行けない人には残念なライブだったかもしれませんが武道館でたくましくなったGOINGに会いたいと思います。
投稿情報: kakera | 2006年3 月21日 (火) 00:42
先日の宇都宮のLIVE観にいきました。
ショックでした....人によっていろいろな捉え方があるとは思いますが、演奏のレベル、そして何よりもステージ上のピリピリとした雰囲気。私が感じたということは、あの場にいた人の多くが感じていたことでしょう。
何ヶ月も前から楽しみにしていた人もいたでしょう。そのLIVEに行くことが生きることの励みになっている人もいるでしょう。観客一人一人がそれぞれの想いを胸に、同じLIVEはない、たった一つのLIVEを見に来ています。
それなのに、今回のLIVEは反対に心配や悲しませるような要素があまりにも多く、プロとしてどうなのと正直思いました。
こちらの日記を観るまで、今回のことをメンバーの人たちはどのように捉えているのか非常に不安でした。
でも、ここでこのLIVEを真摯な姿勢で受けとめている丈さんの言葉で少し安心しました。
丈さん、あなたの言葉を信じてます。次回のLIVEでまた一歩前進したみなさんと最高の音楽に出会えるのを楽しみにしています。
投稿情報: つれづれ | 2006年3 月20日 (月) 18:57
丈さんこんにちは、初めまして。十六夜と申します。
私は最近GOINGを好きになり、今回のツアーに初参戦するつもりでいます。
初日、いっさんも「色々あった」と言われていたので気になっていたのですが、ここへ来て初めてその詳細を知りました。
ライブではGOINGならではの一体感と盛り上がり。そういうものがあると聞きます。
だからこそ周りが見えなくなってしまう、というのもあると思います。
他の方の記事を読んだ限り、タオルを落とされた方は「ただタオルを落としただけだったのに…」という思いでそれを口にされたのではないようですし。心配する素生さんを安心させたかったのではないでしょうか?「倒れたけどタオルが落ちただけで私は大丈夫、続けて下さい」と。
倒れたお客さんを心配して演奏を止めた素生さん。
皆が盛り上がっている最中、演奏を止めるのは勇気が要ったのではないでしょうか。
それはきっと間違いではないと私は思います。このライブはGOING UNDER GROUNDとお客さんが揃って初めて作り出せるものですから。
私はお客さんを気遣える素生さんは素敵だと思いました。
それと…歌詞や演奏をよく間違えていた、という話。
私が行った他のアーティストのライブでも、歌詞や演奏間違いはよくありました。
ただ、その間違いでさえある程度なら「ライブならでは」として見る事が出来る。メンバーの方も盛り上がり、演奏を間違えることもあるでしょう。それは仕方ないことだと思います。
でもだからこそ、完璧とはいかなくても良い演奏をして頂きたいのです。間違えたことも気づかせないような、客を惹き込む演奏を。
私を人生で初めて歌で泣かせてくれたGOING。
初ライブはどうか最高のパフォーマンスで迎えて下さいませんか?
心から期待しています。
長々と失礼しました。
投稿情報: 十六夜 | 2006年3 月20日 (月) 13:02
おはようございます。
土曜に宇都宮へ行き、そのまま一緒に行った友人宅へ泊まり
日曜に一月のZeppTokyoのライブの映像を見ました。
そして日曜の夜にここにきて、改めていろんなことを考えました。
普段ライブに行かない人にはなんでそんなにライブに行くの?
と聞かれることがあります。CDを聞くのは楽しいですが
それ以上にライブが楽しいからです。そして同じセットリストでも
日々変化があるからこそ何度も足を運びたいと思うのです。
宇都宮の事に関してはゴーイング自身が一番よく分かっていると
思うので改めてどうこうはいいません。
次にライブを見る時を楽しみにしています。
投稿情報: 金ゴン | 2006年3 月20日 (月) 09:25