スタジオワークを終えたその足で別のスタジオに行く、あるいはラジオ放送局に行く。事務所に行くビクターの会議室に行く。そういったことであれば、なにも僕にとって特別なことではありません。しかし今日は特別でした。なぜなら僕は今日、スタジオワークを終えたその足で茨城県まで行ってきたからです。それも急いで。走って。なぜだかおわかりですか?
今回の写真がその答えです。東京公演は仕事が丸被りだったので、今回こそは、なんっとしても観ておきたかった。とくに機会がなかったので言ったことなかったと思いますが、僕は「サンティアーゴ」以来のチーフタンズファンなのです(でも不運なことに、ライブは未体験)。そもそもは高校生の頃、スペインの「ミジャドイロ」というトラッド・グループに熱をあげたのがきっかけで(チーフタンズのアルバム「サンティアーゴ」はミジャドイロが得意とするガリシア地方のトラッドを取り上げた作品)、その後はミジャドイロよりもチーフタンズをよく聴くようになりました。カナダとかフランスとか、他にもケルト音楽文化圏はありますが、僕の場合はガリシアから入ったというわけです。しかしまあ、そんなこと今はどうでもいいですね。僕が言いたかったのはそんなことじゃないんです。
正直言って「筑波かあ、ちょっと遠いかな」と思った瞬間もありました。スタジオを出たあと、帰って「刑事コロンボ」のDVDが観たい気も、ちょっとしました。いいんですよねピーター・フォーク。でも行ってよかった。初チーフタンズ、感動しました。今のところ生涯最高の感動です。僕の文章力ではとてもその感動を説明することはできないように思われるので、どのようであったか、ということについては書きませんけれども。
こちらの写真は、パディ・モローニさんのサイン。「アリガート」というありがたい御言葉とともに、いただきました。大切にします。
びっくりしました。
チーフタンズ、数年前に行った事あります。
音響が悪くて、残念だなぁという印象が強くて、
ライブはそれっきりです。ケルトつながりでその後、
ルナサというグループを聴いてます。
生涯最高の感動を味わわれたジョーさんが
ちょっとうらやましい…
音楽ってすてきですね。一期一会ですね!
感動したことを、私たちに伝えてくれてありがとう。
投稿情報: 銀色 | 2007年6 月15日 (金) 23:25
丈さん、こんばんは。
……丈さんが興奮している……!
楽しまれたようでなによりです。
ちなみにこのブログを見に来た際、隣でフィドルが「サンティアーゴー!」と叫んでおりました。主とペットの一心同体状態に思わず笑ってしまいました。
投稿情報: うさぎや | 2007年6 月14日 (木) 23:57
丈さん、茨城へようこそ!
なんだか見逃しそうなほどサラッと書いてありますが、生涯最高の感動と自覚できるほどの音楽ってすごいですね。
文章から、感慨にひたってる丈さんをもあ~っと想像しました。
私の勝手なイメージからは、丈さんが「走る」なんて想像できません(笑)
好きって気持ちは人を動かしますねー。
投稿情報: ちはる | 2007年6 月13日 (水) 22:41
丈さん、こんばんは。
いつものことながら、丈さんの行動力には感服します。
見習わなくっちゃ!
そして、今回の丈さんのこの記事で「チーフタンズ」という存在を初めて知りました。
何かのきっかけがあれば、聴いてみたいものです。
いつも新しい“何か”に出逢わせてくれる丈さんに感謝!デス。
投稿情報: しお | 2007年6 月13日 (水) 20:32
丈さん、おはようございます。
遠かったり天気悪かったりすると、行きたい気持ちに迷いが生まれますが、「行って良かった」って感想を持てて良かったですね。
私もチーフタンズの存在は初めて知りました。なので、ざざっと検索かけたんですけど、素敵なおじさまたちですね。レプラコーンズっていう子たちもかわいかったです。
いただいたばかりの宝物を写真で見せてくれて、丈さん、どうもありがとう!
投稿情報: 双葉 | 2007年6 月13日 (水) 05:48
おはようございます(でいいのかな〜?)
昨日はずいぶんと遠い寄り道をしたんですね(笑)
でも寄り道した甲斐があった、というのが十分伝わりました。
残念ながらチーフタンズはわかりませんが(またまたおベンキョせねばっ)
なかなか行けなかったライブに行けた。そして感動した
ということならよぉ〜くわかります。
丈さんの行動力にはいつもビックリさせられるな〜うんうん。
ではまた!
投稿情報: 金ゴン | 2007年6 月13日 (水) 02:47