ハムスタでやっている作業の総称として、僕はよく「仕事」という言葉を使うけど、それはまあ、作業自体が非常に地味であるという意味も含まれている。いいアイデアがわいて「おおっ、これは!」と思っても、それをかたちにする作業の大半はPCカタカタ、みたいなことで。
ツアー序盤公演(東京、長野、富山)を終えてみて思うのは「仕事」と違う意味で「やっぱりバンドのツアーが面白い」ってことだ。ソロツアーも、こんなに楽しいことあったのか、と思うほどだったけど、それとはまた違った面白さがバンドのツアーにもある。演奏中「仕掛ける」感じとか(曲の構成は変えずに即興をやる)、それで演奏がリハーサル以上のものになる感じなんかはバンドでしか味わえない。こういう相互作用は、メンバーが4人になってさらにダイナミックになってきたように思う。
ツアー中盤からは新曲も交えていきたい(ツアー合間に行うプリプロの進行具合によるが)。